大河「ゲホっゲホっ…はあ…」
竜児「おまえが風邪なんて珍しいな…」
大河「私だって人間なんだから…風邪ぐらいひくわ…ゲホっゲホっ…よ。でも寝込む程の風邪は本当久しぶりよ…ああ遺憾だわ」
竜児「前に人間じゃないって言ってなかったか?」
大河「なにそれ?私のどこが人間じゃないと?」
竜児「ああはいはい、スイマセンでした。っとタオル取り替えるか?」
大河「ゲホっゴホっ…ねえ竜児?私は大丈夫だから…竜児は仕事行きなさいよ。ゲホっ…1日寝ていればすぐ治るわ」
竜児「もう休むって電話いれたよ。(タオルを取り替える)それに…こんな時だからこそ傍にいてやらねえと…いや、傍にいたいんだ。」
大河「竜児…?」
竜児「俺が風邪ひいた時、おかゆ作ってくれただろ?あの味は今でも忘れられねえな」
大河「…悪かったわね。無理して食べなくたってよかったのよ?」
竜児「あの時は本当嬉しかった。大河が俺の為に頑張って料理を作ってくれて…遅くまで看病してくれてさ…ありがとうな。」
大河「…!//」
竜児「…おっと、そろそろ卵がゆが出来上がるな。あとでゆず茶も作らないとな…え〜とそれから…」
大河「…ありがと、大好きな竜児…」
竜児「……おう」



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