大河「男の子ってさぁ」
竜児「おうっ?」
大河「女の子に卑猥な言葉言わせて興奮すんの?」
竜児「いや、男子全員が全員、そういうわけではないと思うが。というか何でこんな話が出てくる?」
大河「考えたらさ、やっちゃんがお仕事いった後って、年頃の男と女がふたりっきりでいるわけ。そうするとあんたもムラムラっと
   くるものがあるんじゃないかと思うわけよ」
竜児「インコちゃんもいるじゃねぇか。大体、そんなことで盛ったりしねぇよ」
大河「どうだか。あんたってとことんエロそうじゃん」
竜児「……心外だな。自分で言うのもどうかと思うが、俺はそこらへんの興味はほとんど無い」
大河「別に隠すことじゃないでしょうに」
竜児「正直、掃除の事を考える方が興奮する」
大河「……妙に納得してしまった。しかし、それはそれで男としてどうかと思うわね……」
竜児「無くて困るもんじゃないんだから、別に良いだろ」
大河「しょうがない、私があんたを更生してあげるわ」
竜児「どうやって?」
大河「女の私が卑猥な言葉を言って、あんたを興奮させる!」
竜児「……それはそれで女としてどうかと思うぞ……」
大河「いくわよ……、これを聞いて悶々と眠れる夜を過ごすと良いわ……」
竜児「……どんだけ凄いの言うつもりなんだよ」


大河「…………お、お、お、おしべとめしべ!!」


大河「ど、ど、ど、どうよ!? こ、こんなこと女の子に言わせたんだ、こ、興奮するだろ!?」
竜児「……お前は本当に可愛い奴だ、そのまま汚れなき心を忘れないでくれ」






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