大河「あ、そうだ『寅年も終わり』って言ってたけど私の年を終わらせない方法があった。」
竜児「なんだ、その方法は…?」
大河「少し待ってて、その方法に必要なものを家に忘れてきちゃったから…。」
竜児「お、おう…。」

-30分後-
大河「取って来たよ、あと竜児の部屋で少し着替えるから。のぞいたら承知しないわよ…。」
竜児「覗いたりし、しねぇよ…。」

そして竜児の部屋から現れた大河はというと…。

大河「ど、どうかな?竜児…?胸は普通より平らだけど…。」
竜児「お、おう…。その…、す、すげえ似合うと思う。」

網タイツに白いレオタード、そして頭にはカチューシャで取り付けるウサギ耳を装着して…。
まぎれもないバニーガールの服装で竜児の前に現れたのだ…。

大河「これで寅から兎になれば来年も私の年でしょ…?竜児!聞いてる?」
竜児「おう、スマン。大河に見とれてて全然話を聞いてなかった…。」
大河「な、そ…、そんなに見るなエロ犬!!私が兎に変身すれば来年も私の年になるでしょ?」
竜児「なんか、無理やりなこじつけだな…。どうでもいいが冬場にその格好は寒いから早く着替えた方がいいんじゃねぇのか、大河?」
大河「う、うん。実際ちょっとスースーする。というわけで温めて。」
竜児「お、おう。」

-10分後-
竜児「なあ、大河?もう温まっただろ?」
大河「やだ、もうちょっとだけ…。」
竜児「『やだ。』と言われてもこれ以上一緒にいたら色々危ねぇんだよ!」
大河「え?どういうこと?はっきり言ってくれなきゃわからないよ?竜児。」

大河は意地悪な笑みを浮かべ質問してくる。ここまできたらヤケだ!と思い立ち大河を自分のベッドに押し倒して…。

竜児「こういう意味で危ないって事だよ。」
大河「私はいいよ。竜児の事信頼してるから…。」
竜児「大河…。」
大河「竜児…。」

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